おっ北欧|子連れ旅行&北欧情報

おっと思った北欧ステキ情報を現地北欧デンマークからご紹介。時々子連れ旅行情報も。

北欧デンマーク人の働き方、労働環境について。|北欧にブラック企業てあるの?

time 2018/01/13

北欧デンマーク人の働き方、労働環境について。|北欧にブラック企業てあるの?
0 Shares
(Last Updated On: January 16, 2018)

ここに住んで思うこと。北欧はホワイト企業が多いと思います。

いわゆる「ブラック企業」というのは聞いたことがないですね。

北欧、そして北に位置する国(ドイツ、オランダ、ベルギー)などはホワイト企業が多い傾向があると思います。しかし同じヨーロッパでも、東欧・南欧やイギリスは結構労働時間が長く、仕事にストレスを感じている人が多いと聞きました。
(現地の国の人から聞いた話です。)

アジアやアメリカも労働時間は長めですし、、、

正直いうと、世界の国の中のほんの一握りの国がホワイトな労働環境じゃないかと思います。

 

sponsored link

デンマークの労働環境・37時間労働に5週間の休み

デンマークでは、法律でフルタイムの仕事は週に37時間労働と決められています。

労働者に与えられる休暇は年に5週間です。5週間の休みは一年を通して全部消化することができます。

大体のデンマーク人は夏に2週間とり、冬のクリスマスあたりに1週間、あとはバラして取る人が多いです。

今でも正直、私には理解できないことがあります。。。。
夏—- 特に7月なんて、国の半分以上の人はバケーションなんじゃないかと思うほど、人口が減ります。
街中はがらんどう、ゴーストタウンです。店も会社も閉まります。

この状態でどうやって国の経済がまわるんだろう?と毎年不思議に思います、、、

でも、実際まわってます。不便さが増えるだけで、経済にダメージとかあんまりないような気がします。

いやいや、不思議なものです。。。

 

労働時間を短くするためにランチは30分!

日本やアメリカでは就労時間は週に40時間となっています。1日8時間労働ですね。
では、どうやって北欧が3時間も労働時間を減らしているのかというと、、、、

それは、、、

ランチを30分しかとりません。

あまり北欧人は食には情熱を持たない人種です。

(こちらに別記事で食事がマズイことを書いてしまいました。。)

>>デンマークに移住して辛いところを書いてみる

特に仕事中の彼らにとってランチは「お腹になにか入ればOK」くらいの
ステータスなんで、質素&簡単&特急です。

外食の文化があまりないのでランチコース、日替わりセットというものがあまりありません。
大抵ケータリングを頼んで毎日食事を持ってきてもらう、
大きめの会社は食堂へ、
小さい会社は個人が自分でランチを持ってきます。

食事の時間になるとさっと食べてさっと仕事に戻ります。

(ある日見つけたとある民家の柵。こういう何気ない所に「ヒネリ」の入ったデザインがいい感じ。)

毎朝4時に起きるお父さん

知り合いのデンマーク人家庭のお話し。両親共働きで子供はふたりいます。

お父さんの仕事はプログラマー。
毎朝4時に起きて、子供たちを朝6時半に(!!) 幼稚園に連れて行きます。
(当然、外はまだ真っ暗。)

 

そのまま仕事にいき午後2時にあがって
子供を午後3時に迎えに行きます。

なぜそんな早く起きるかというと、
午後は子供とゆっくり時間を過ごしたいから。

そして彼の仕事も彼一人で淡々とできる仕事らしいので、
今のようなスケジュールで勤務できるそうです。

午後2時に退社することができるのはラッキーだ、と彼は言います。

本当はパートタイムになりたいママ

ちなみにその家庭のママ。彼女はフルタイムで働く小学校の教師です。
でも彼女曰く、本当は十分なお金があるなら

フルタイムではなくパートタイムになりたい、と言います。

子供がいるから子供ともっと時間を過ごしたい。
フルタイムで仕事と家庭の両立は大変、という理由があります。

それでもフルタイムで働くのは一人の収入だと不安だからです。

>>北欧に実際に住んで分かった、デンマーク女性の社会進出の本当の理由。

「完全な主婦にはなりたくないけど、週に2日くらい働ければそれでいいわ。本当わね。」
彼女は言います。

北欧にいわゆるブラック企業ってあるの?

デンマークにブラック企業はあるのか?

….中にはあるかもしれません、しかし殆どのデンマークの会社はホワイトだと思います。

確かに残業するデンマーク人も多いです。
仕事を家に持って帰って、子供が寝た後に仕事するとか
週末にオフィスに行って仕事を片付けるとか

そういうのはあります。

しかし、「仕事がたくさんありすぎてうつ病になってしまった」や「過労死した」

というのはまず聞いたことがありません。

人間関係に悩む人は多いです

ただし、驚くことに世界でも幸せな国と言われるデンマーク、ストレスでメンタルが参っちゃう人がとても多いんです。

先ほど仕事が多すぎで、過労でうつ病になってしまう人はいないと言いましたが
人間関係が悪くてそれがストレスになりうつ病になってしまうデンマーク人は結構います。

ボス・同僚と折が合わない。

この人間関係の問題は世界中どこを見ても一緒だなあ、と思います。

>>世界一幸せなデンマークの裏側。ストレスでメンタルをやられてしまう人たち

そういう人間関係の問題は労働組合が中に入っても解決することは少なく、
大抵はどちらかが会社を辞めていっています。

なぜ北欧にはホワイト企業が多いのか? 労働組合がしっかりしてるから

デンマークはものすごーく労働組合が強い国です。

デンマークでは会社の社員となれば個人で自分にあった労働組合に入り、
自分で毎月の組合費を支払います。

何かしら問題があれば労働組合に相談し、組合が会社を調査します。
また、失業したら組合から失業保険をもらう形になります。

政府が失業保険やクレームを管理するのではなく労働組合が管理します。

もし何十時間も残業があるようなブラック企業があれば、
国のニュースとなって報道されるだろう、と私の夫は言います。

 

BOTTOM LINE

北欧では国民全体が「残業は良くない」と思っているのも特徴です。「残業しているから会社に貢献している、えらい!」
という考えはないのがプラスに働いているのかと思います。

デンマークは日本ほど経済大国ではありません。しかしデンマークと同じような労働環境のドイツが世界経済大国ランキングで第4位に入っています。
それをみると、残業残業で死ぬほど働かなくても効率よく働けば強い経済を生み出すことはできるんじゃないかな、と考えさせられます。

>>世界GDPランキング(英語ページです)

その他オススメ記事

(Visited 1,661 times, 2 visits today)
0 Shares

sponsored link

スポンサーリンク

フィンランドのベビーBOX

北欧っぽいガスコンロ新発売

北欧雑貨ショップ

運営者プロフィール

SKと言います。北欧はちょっとマイナーな国、デンマーク在住です。仕事に家事に育児にバタバタ、忙しく暮らしています。夢にみるのは日本の温泉と食べ物、里帰りが待ち遠しいです。

投稿日

February 2019
M T W T F S S
« Jan    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728