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北欧デンマークの福祉で驚いた事  ええーこんな手当もあるの!?

time 2017/11/18

北欧デンマークの福祉で驚いた事  ええーこんな手当もあるの!?
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(Last Updated On: November 18, 2017)

北欧は手厚い社会保障の国として世界でもトップクラスです。

私もこちらに住んで色々な場面で福祉を受けている人、申請しようとしている人を見てきました。

私は福祉としてお金はもらったことはありませんが、
こちらに来た当初語学学校に通いました。

それは全て税金で運営されているので
ある意味福祉のお世話になった、と言えるでしょう。

「えーこんな場面・シチュエーションでもらえるの?」
とデンマーク福祉で関心、感動、驚いたところを書いてみます。

 

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北欧福祉、驚きその1  学生は毎月お小遣いがもらえる

勉学サポート金

18歳以上のデンマーク国民で学校に指定以上の時間、授業をとっていると国から「お小遣い」がもらえます。

デンマーク語ではStatens Uddannelsesstøtte、直訳で「政府による勉学補助」みたいな感じでしょうか。
デンマーク語では略してSU, エス・ウーと呼びます。

 

額は親と同居していると若干安め、同居していないなら多目にもらえます。

しかも、最高6年間も、毎月です。(確か7~8万円くらいだったと思います)

 

以前は一生もらえていた

これも以前は(2世代前くらいですが)一生学生であれば一生もらえたのですが、
景気が悪くなった影響もあり、数年前くらいから規定が設けられました。

流石に一生学生やっている人はいなかったと思いますが、、、

現在は一生お小遣いはもらえず、最高6年となりました。

 

太っ腹、他の国の学生にもあげます

デンマークって、不思議な国なんです。
ものすごい太っ腹というか、こんなお人好しな国、存在しないんじゃないかな、、、と思うくらい。

EU国出身の学生なら、ある程度の条件を満たしていればこの補助金をあげちゃうんです。
東欧国がEUに入って、デンマークにとても沢山の学生がやってきています。

ブルガリア、ルーマニア、リトアニア、すっごく多いです。

小国のデンマークになぜ?
経済大国ドイツやフランスじゃないの?

 

理由は、学費が無料、その上お小遣いももらえるから。

です。
好んで北欧の大学にくる学生はいないんじゃないかなあ。と思います。
言葉を勉強した訳でもない、アートや音楽で有名な訳でもないですから、、、
(あ、インテリアデザインや建築は有名ですね。)

 

ドイツやフランスは確か外国人は有料で、外国人へのお小遣いシステムもないんじゃないかと思います。

このシステムもいい所ばかりではない

学生やって授業にも参加していれば月8万円もらえるので、悪用、、、ではないですが
本来の勉強が目的ではなくてお金が目的で学校に通う人も多くいます。

移民は語学学校を卒業したあと仕事は簡単に見つけられません。
家でブラブラする訳も行かないし生活費もかかる。

仕方なしに、興味もないけれど無難なクラスをとって学生に戻ります。
補助金をもらう為に。

 

また、外国人がデンマークにやってきてお小遣いをもらい無料の学費で大学に行きます。
卒業したら他の国や母国に就職して去ってしまう。

デンマークは、お金をあげ、無料で教育をあげ、それで終わりです、、、、

というパターンも結構あります。

デンマークの大学は10年くらい前までは EUでなくても外国人は誰でも無料で勉強、留学ができましたが
法律が変わってEU以外の生徒は有料になりました。

この勉学補助金システムもなくなりはしないだろうけど、いろんな意味でどんどんルールが厳しくなって行くかと思います。

 

北欧福祉、驚きその2  失業保険は2年間

以前はなんと7年間支給されていました

失業保険、これもすごいです。世界トップクラスの手当です。

2年間、最後にもらっていたお給料の70%か80%分、ずっと貰えます。

2年間ってすごくないですか?

しかも、これも数年前に法律が変わる前はなんと4年間貰えていました。

そしてもっとそれ以前は7年間貰えていました。

デンマークの経済や財政も厳しくなっているのでしょう、
どんどん福祉は削られてきています。

それでも、失業保険を2年間も与えてくれる国ってそうそうないと思います。

 

北欧福祉、驚きその3  シングルマザーの手当

こちらは離婚、再婚、結婚しないで子供を作る、、、ということが普通によくあります。

中にはひとり親で子供を育てるというケースも多々あります。

最近知り合ったデンマーク人女性、シングルマザーで子供が2歳のこが一人。
8ヶ月の時に夫と別れ、それからずっと一人で子育てをしています。

 

ちなみに彼女、仕事はしていません、大学生です。
学生で一人親でさらに母親をやっていける国、それが北欧なんですよね〜

彼女のアパートは3部屋ある広いアパート。
素敵なインテリアで子供のオモチャもたくさんあります。
彼女の来ている服もおしゃれ。

おそらく、手当も男性一人が稼ぎ出すくらいの値段を政府から支給されているかと思います。

貧困という言葉とはかけ離れた、一見裕福そうに見える生活をしています。
確かに、彼女も

「デンマークのシングルマザーはとてもラッキーだと思うわ。
他の国だったらどうやって生活していけばいいのかわからない」

と言っていました。

私は彼女の生活は表面だけし見ていないので実際はどういう風なのか知りませんが、
機会があればインタビューをして見たいと思っています。

強きが弱きを助ける北欧

北欧の福祉は、強い者が弱い者を助ける。そして、いつ強い者が弱くなるかあわからない、そこはお互い様で助け合いましょう。
という気持ちが元に成り立っている感じがします。

高い税金を払っているけど自分に戻って来る。
福祉を受けるのは税金を払っている自分の当然の権利。

しかし前にも言った通り、財政が厳しくなり福祉も厳しくなっている今、
政府側は
「”福祉はもらって当然”という考え方はやめてください。みんながそう思っていると資金が底をつきます。」

と言っているのを前に新聞で読みました。

 

あまりにも強い者は国を去る

ものすごい福祉ですが、強い者=働き盛りで、お給料も稼ぎ、病気もしない健康な若者は
全然自分に回ってこない福祉のお金を払うのがバカバカしくなり、
アメリカなど海外に行ってしまう場合もあります。

強い者がお金持ちになりにくい国、それが北欧です。

以前別の国に移住したデンマーク人がいて、
「あなたの母国は福祉がちゃんとしているのに、なぜ移住したの?」
と聞くと
「それは僕は自分で稼いだお金が好きだからさ。」

と言っていました。

みんながみんなそういう考えだと国は破綻するでしょうねえ、、、、。

BOTTOM LINE

お金はみんなで分けましょう、弱きを助けましょう。
という北欧の福祉が、将来どのような方向に進んで行くのか興味があるところです。

 

 

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運営者プロフィール

SKと言います。北欧はちょっとマイナーな国、デンマーク在住です。仕事に家事に育児にバタバタ、忙しく暮らしています。夢にみるのは日本の温泉と食べ物、里帰りが待ち遠しいです。

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